どの情報を信じますか?
皆様
いかがお過ごしでしょうか?
この1ヵ月、テレビではコロナウイルスのニュース一色ですね。
1ヵ月前はダイヤモンドプリンセス号のニュースばかりだったのが、
今ではほとんどそのニュースは流されません。
今のニュースでは、どの都道府県で何人コロナウイルスに感染したとか、
マスクやトイレットペーパーなどの品薄の話題が多くを占めます。
3月2日から小中高各学校のほとんどが休校になり、大変だという話題。
コンサートなどの大きなイベントの中止や延期の話題。
それらに伴う経済打撃が大きく、その補填をどうするかという話題。
コロナウイルス関連の話題が極端に多いですが、
日本ではインフルエンザで毎年1000人以上が亡くなっています。
2018年に至っては、3000人以上が亡くなっているのです。
同じく、肺炎で亡くなる人は10万人を超えます。
コロナウイルスの情報は大切です。
ただ、それ以外の情報や知識も加味したうえでの判断がより大切です。
現代は情報があふれています。
テレビの情報はテレビの情報です。
インターネットを見れば、数えきれない情報があります。
発信者が誰かによって、同じ話題でも書かれている内容は違います。
「どの情報を選択し」
「どの情報を見て」
「どの情報を信じて」
「どのように考え」
「どのように行動するか」
まさに自己責任の時代であると感じます。
会社に頼ってばかりではなく、
国に頼ってばかりではなく、
まずは自分で考えて、行動にうつす。
むやみに不特定多数の人と接触し、リスクを高める必要はないと思います。
しかし、小中学生が1カ月以上も学校にも行かず、外出も控えるというのは
私は最良の策ではないと思います。
政府の「小中高の学校休校」という判断を否定しているのではありません。
学校に行かないとしても、
いつもの時間に起きて、
栄養バランスのいい食事をとり、
適度に机に向かって学習し、
適度に運動し、
適度に遊んで、
適度に休む。
規則正しい生活をすることです。
1ヵ月以上も家に引きこもった生活をしたら、体調はどうなるのでしょうか。
学力は、体力は、免疫力はどうなるのでしょうか。
「規則正しい生活をして強い身体をつくろう!」
というようなことを幼稚園で習ったことがあります。
まさにその通りだと思うのです。
毎日朝7時に朝食を食べる。
毎日学校がある時と同じ時間は机に向かう。
1日平均1万歩は歩く。
野菜を多く食べるようにして、栄養バランスを考えて食事する。
うがい手洗いはいつも以上に行う。
私は、そんなことを実践しております。
特別なことはしておりませんが、習慣が大切です。
どういう習慣をするかで、将来どうなるかは決まりますから。
みなさんはどうお考えでしょうか?
西野裕宣