自立学習

自立学習

 

季節はすっかり秋めいて参りました。

この季節は文化祭や体育祭、街や地域でのお祭りも多くあります。

こういう1年に1度のイベントというのは楽しいものです。

また、1年に1度だからこそ参加する意義もあるというもの。

そこでこの1年を振り返ったり、その時期を感じたりできるからです。

 

そんな秋ですが、遊学舎では受験生が奮闘してくれています。

模試で3教科偏差値が50から61に上がった人。

中間テストで数学が67点から87点に上がった人、

英語が68点から85点に上がった人、

5教科合計が315点から356点に上がった人、

5教科合計が377点から438点に上がった人もいます。

 

そうした成績が向上した人の共通点は何かと考えてみました。

原因は複数ありますが、大きな原因の一つは「自立学習」です。

「自立学習」するのに必要なのは、

1.学習を始める動機

2.学習を継続する力

3.失敗したときに立ち直る力

この3つが重要だと考えます。

 

その中でも失敗したときに立ち直る力が、

あるかないか(強いか弱いか)で成績は左右されます。

失敗したらすぐに他の事に逃げるクセがつくと厄介です。

継続する力も弱くなるからです。

 

では失敗したときに立ち直るにはどうすればよいでしょうか。

精神的に根性論で攻めるのもひとつの方法です。

しかし大人ならまだしも、受験生は中学生(子供)です。

ふた昔前の根性論は通じません。

 

大人が子供に立ち直る方法を教えるべきです。

子供が鉄棒で逆上がりが出来なかったとき、

根性論だけで攻めていって、逆上がりができるようになるでしょうか。

 

自転車に乗れない子供に、根性論で攻めていって

自転車が乗れるようになるでしょうか。

 

いづれの場合もできる人が手本を見せて教えたのではないでしょうか。

勉強も同じです。

親や周りの大人が手本を見せないのに、子供が勝手にできるようにはなりません。

 

そして、少しでもできるようになったら「褒める」ことです。

そうすることで、子供の中での「成功体験」が刻まれます。

「こういう風にすれば、この問題を解決できるんだ。」という

成功事例がインプットされるのです。

 

そして、次の壁にあたってしまったら

「成功事例」を思い出させるのです。

そうすることで、壁を乗り越えてゆけます。

 

その循環が習慣化すれば、怖いものなしです。

成績も向上します。

 

大人(親)は、自分が大人になってしまうと

子供を自分の目線で見てしまう事があります。

そういう意識がなくても、無意識でそうなっているのです。

 

成績が伸びているお子様の親御さんとお話をさせていただくと、

親御さんの姿勢や生活態度が、お子様の学習態度に似ていることが多いのです。

考えてみれば当然のことかもしれません。

自分もそうでしたから。

 

子供の成績を上げたいなら、大人が手本を見せる。

その大人の一員である自分も、より一層子供たちの手本となるような

立ち振る舞いをしなければいけないと、再認識している次第です。

 

受験まで4ヵ月。

一歩一歩、進んでいきましょう。

 

西野裕宣

 

 

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